魔女の花図鑑 牡丹(ぼたん)と寒牡丹(鎌倉八幡宮)

          






                Tree peony


           牡  丹





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立てば芍薬


       座れば牡丹
 
                
            歩く姿は百合の花







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はーい こんにちは

今日は着物を着た魔女です

美しい牡丹のように変身してみました

いかがでしょうか?


そりゃ あなた、言わしてもらえば 魔女にもこんな時代があった。。

あったに違いない。。あったはず?



<立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花の解釈>

芍薬は茎の先端に花を咲かせることから立ち姿

牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつけることから座り姿、

百合は風に吹かれ揺れるさまから歩く姿をそれぞれ連想させ、

女性はそれらと同じくらいに美しい、という例えの言葉として使われています


今日から魔女も改名しました。。牡丹魔女といいます



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大らかで優しく豊かで艶やか。。

魅力がいっぱいの牡丹です

でもこのお花の魅力はそれだけではないようです



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牡丹を語る もう一つの言葉

誰もが知っている

  


    棚 か ら 牡 丹 餅




思いがけない幸運が舞い込んでくる!

金運がアップ!   

ピンク色の牡丹は恋愛運にも強く

玉の輿も夢ではない!      



うひょう~  幸運、金運、恋愛運  牡丹さま~~

こんなに運のいいお花は牡丹ならではのようです

もう牡丹魔女は祈願することがいっぱい過ぎて運に見放されそう。。

何事も程々にねっ

みんなも密かに祈願して、幸運をGETしよう 


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さてこの花の例えからまた魔女の疑問がわいてきました


牡丹(ボタン)と芍薬(シャクヤク)は同じように見えるけど何が違うの?



<ボタンとシャクヤクの違い>

★同じボタン科ボタン属であるボタンとシャクヤク(芍薬)の花はよく似ています

★ボタンが樹木であるのに対して、

★シャクヤクは草本です

★やや小ぶりで端麗・若々しい印象をあたえるシャクヤクに対して
  ボタンには重厚で凛々しい雰囲気があります




 なるほど。。牡丹は樹木、芍薬は草なんですね



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今度は牡丹(ボタン)の名前の由来は?




<牡丹の歴史由来>

★牡丹は中国原産です

★日本には唐代に留学僧が持ち帰り、お寺のわきに植えたのが始まりといいます

★大和(奈良)の長谷寺では、はじめは、薬用に供され、華麗さを求めず品種改良をしないままでした

★中国においては 牡丹の花は豪華で艶艶な美女を連想させるお花
富貴の象徴とされ、百花の王と呼ばれ、好まれあちらこちらで花を咲かせたといいます

★また中国では国花論争(国の花を決める)があった中、常に牡丹が1、2位を占め、未だにまだ決着はないようですがそれでも牡丹は揺るぎない中国の国花の一つです

★日本に伝来すると珍重され、貴公子の間に広まり、やがて衣服などの模様に取り入れられたり 紋章にも牡丹の花がとりいれたりしました



 百花の王の異名をもつ牡丹!
   なんとも凄い!に尽きるお花であることにびっくりしました 



                                       
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次の調査はお花の名前の由来です



<花名の由来>

★花名である「牡丹(ボタン)」は、中国での名前
 「牡丹」の音読みからボタンと呼ばれるようになりました

★原産地は中国西北部

★元は薬用として利用され、当時は「木芍薬」と呼ばれていたと記載されています
 
★盛唐期以降、花の豪華さが他の植物を圧倒するほどだというところから「花王」や「花神」といった別称でも呼ばれました

★英語ではTree peony

★シャクヤクは「Chinese peony

★単に「peony」は、ボタンまたはシャクヤク





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さてそんな運にも、美しさにも恵まれた牡丹の花言葉は何でしょう




<ボタンの花言葉>

          「風格」  「富貴」

        「恥じらい」  「人見知り」




 
<西洋牡丹Tree peonyの花言葉>

     「bashfulness   (恥じらい、はにかみ)」

     compassion    (思いやり)」





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   コケ魔女は鎌倉にひとっ飛び



<鎌倉鶴岡八幡宮の寒牡丹>



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源氏池のほとりでは

寒牡丹のお花が箕の傘かぶり、白い傘をさし

華のある姿をみせてくれています。。



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八幡様常駐の源氏池のアオサギ君です

コサギを見慣れている魔女にはとても大きい鳥!





牡丹園の 入口から入りますよ。。

もちろん入場料が必要です
  
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特別に皆様には無料で拝観サービスです

いつもご高覧ありがとう

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さて 我に返って。。

ここでは牡丹の種類・特徴について見てみましょう



     日本牡丹
     中国牡丹
     西洋牡丹(Tree peony)

品種改良が盛んに行われ、園芸品種が非常に多い牡丹

花色も豊富です (原種は紫紅色)

花形も多彩

色は赤・赤紫・紫・薄紅・黄・白

咲き方は一重・八重・千重、大輪・中輪
     



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さて牡丹にはもう一つ!
忘れてはいけません、食べ物にも牡丹の名がついています


★「牡丹餅」(ぼたもち)春のお彼岸に食べる

★「司牡丹」(つかさぼたん)高知県佐川町の地酒の銘柄

「牡丹鍋」(ぼたんなべ 猪肉を味噌味で食べる鍋

★「水牡丹」「寒牡丹」などの菓銘のついた上生菓子も多数

★「白牡丹」(はくぼたん)広島県東広島市西条の地酒の銘柄




<牡丹は衣装にも使用>

平安貴族社会で決まっていた「襲(かさね)の色目」の取り合わせで「表が白、裏が紅梅」のものは「牡丹」と呼ばれました  



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ここ鎌倉の牡丹園は寒牡丹?冬牡丹?

一般的に季節によって分類される牡丹の名称を分けてみました



春牡丹

春牡丹は4~5月に開花する一般的な品種



寒牡丹

春と秋に花をつける二季咲きの変種

通常は、春にできる蕾は摘み取り

秋にできる蕾のみを残し10月下旬~1月に開花させる



冬牡丹

春牡丹と同じ品種を1~2月に開花するよう、特に手間をかけて調整したもの

寒牡丹と混同されることが多いが、これは放置すると春咲きに戻ってしまう


                   


 今となっては資料が無く

   多分寒牡丹だったような。。

   まぁ固いことは抜きにしてお花を楽しみましょう




追記です

お花に詳しいブログ友さんから嬉しいご指摘がありました

一部転載させていただきます

奈良の二上山の麓に寒牡丹で有名な石光寺があります。

何度も拝見したことがあり、寒牡丹のたくましさにうっとりしたことを覚えています。

寒牡丹と冬牡丹の大きな違いは、葉で知ることができます。

寒牡丹にはほとんど葉っぱがありません。

寒さで葉が出ないのです。

冬牡丹は、温室温度調整されていますので、美しいグリーンの葉を蓄えています

多分鎌倉の牡丹は、冬牡丹と思います。


  http://sekkouji.or.jp/flower/kanbotan/

石光寺の住職さまの見分け方が記されていますので、参考にしてくださいね。



 嬉しいご指摘ありがとうございます

魔女の知識は薄識という文字で表されますので多々ご不便をおかけします

ぜひ深い知識の皆様からの惜しみないご指摘お願いします




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   牡丹のお花が活躍しています




  <市・県の花の牡丹>

   ★福島県須賀川市の市の花

   ★埼玉県東松山市の市の花

   ★神奈川県横浜市金沢区の区の花

   ★島根県の県花



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最後にボタンについてまとめてみました



      <ボタン  牡丹>

学名: Paeonia suffruticosa)

科・属名: ボタン科ボタン属

原産地: 中国

和名: 牡丹(ボタン)

英名:  Tree peony



別名:「富貴草」   「富貴花」

    「百花王」 「花王」 

「花神」 「花中の王」 「百花の王」 

「天香国色」 「名取草」 「深見草」 
 
「二十日草(廿日草)」 「忘れ草」  「鎧草」 

「ぼうたん」  「ぼうたんぐさ」など多数




樹形: 落葉 小低木

樹高: 原種で3m      

   接木で作られる園芸品種で1-1.5m

(従来は種からの栽培しかできなくて正に「高嶺の花」であったが、戦後に芍薬を使用した接ぎ木が考案され、急速に普及した)



花色: 赤 ピンク 白 黄 オレンジ 青 紫

開花時期:10月~5月

出回り時期:10月~5月(最盛期は4月)   

花持ち期間: 4~5日程度

誕生花:  7月24日  12月17日(冬牡丹)

ボタン科の花仲間: シャクナゲ

(以前はキンポウゲ科に分類されていたが、おしべ・花床の形状の違いからクロンキスト体系ではシャクヤクとともにビワモドキ目に編入され、独立のボタン科とされた)
    


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まだ桜には早い1月の源氏池

これから梅が咲き

桜へと季節が移り行きます

小さなお花も、大きなお花も

咲くぞとばかりに待ち受けているようです


                        
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   (鎌倉 鶴岡八幡宮 源氏池 1月の風景)

   



<協力 参考 資料>

★ 神大植物園の牡丹さま  ★鎌倉鶴岡八幡宮 寒牡丹さま

Wikipedia・ネット・マイ植物図鑑さま

★ 独断、偏見ありのコケ魔女的感想


 


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 牡丹。。大きいお花ですね。。そのうえ美しい。。

艶やかで、柔らかく、福よかで 百花の王とは凄い名です!

小さなお花や野の花も大好きです

だけど、こんなに大きく美しく、りっぱに咲いたお花たちを愛でるといのもお花鑑賞の醍醐味のようです

人の手によって大事に丁寧に丁寧に作業をされ美しいままにお披露目されるお花たち。。

咲かせてくれた裏方さんたちにも拍手です




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本日も長いお話にお付き合いありがとうございます

お立ち寄りの印をつけていただけると嬉しいです


   
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